東京大学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構 量子イノベーション協創センター

2019年1月号 No.136

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1【機構活動】●4月24日から3日間、横浜で「ICNN 2019」を開催します
2【論文情報】●染谷教授がクラリベイトの高被引用論文著者2018年版に選出
3【人事情報】●1月16日付でMorais特任研究員が着任しました
4【受賞情報】●福澤君、神保君、横田講師、Chee君の各受賞を紹介します
5【新刊紹介】●武田助教がInterface 3月号に「数式なしから始める量子コン」執筆
6【メディア情報】●機構関係者に関する掲載記事を紹介します
7【会議紹介】●関連会議・行事を紹介します
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☆★☆記事内容★☆★
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1 【機構活動】●4月24日から3日間、横浜で「ICNN 2019」を開催します
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★機構は4月24日(水)から3日間、横浜市のパシフィコ横浜国際会議場で
「International Conference on Nano-photonics and Nano-optoelectronics 2019
(ICNN 2019)」(組織委員長=荒川泰彦東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研
究機構特任教授)を開催します。例年開催されている「OPTICS & PHOTONICS
International Congress 2019(OPIC 2019)」を構成する国際会議の1つで、アカデ
ミアと産業界を結ぶナノフォトニクスとナノ光電子技術に関する国際会議です。詳し
くは下記URLを参照ください。

 ↓↓↓(詳しくは)↓↓↓
 http://www.icnn.iis.u-tokyo.ac.jp/

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2【論文情報】●染谷教授がクラリベイトの高被引用論文著者2018年版に選出
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★染谷隆夫教授(工学系研究科)が11月末にクラリベイト・アナリティクスから発表
された高被引用論文著者2018年版に選出されました。染谷研究室出身の大阪大学の関
谷毅教授も同時に選出されています。同社はWeb of Scienceの論文データに基づき、
論文の被引用数による上位1%論文著者を選出しています。今回は、全世界で4000人
以上が選出され、日本からは90人が選出されています。

 ↓↓↓(詳しくは)↓↓↓
 https://hcr.clarivate.com/

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3【人事情報】●1月16日付でMorais特任研究員が着任しました
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★1月16日付で量子イノベーション協創センターにNatalia Morais特任研究員が着任
しました。

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4【受賞情報】●福澤君、神保君、横田講師、Chee君の各受賞を紹介します
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★高橋研究室の福澤亮太君(M2)が10月23日(火)に仙台で開かれた「14th
International Conference on Atomically Controlled Surfaces, Interfaces and
Nanostructures (ACSIN-14) & 26th International Colloquium on Scanning Probe
Microscopy (ICSPM26)(ACSIN-14 & ICSPM26)」でYoung Researcher Awardを受賞し
ました。授賞タイトルは「Dual Bias Modulation in EFM for Variable Frequency
Measurements of ∂C/∂V」です。

 ↓↓↓(詳しくは)↓↓↓
 https://dora.bk.tsukuba.ac.jp/event/acsin14/

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★染谷研究室の神保泰俊君(D1)が12月1日(土)開催の日本生体医工学会関東支部
若手研究者発表会2018で優秀論文発表賞を受賞しました。授賞タイトルは「動く生体
組織を計測対象とした有機電気化学トランジスタアレイ」です。

 ↓↓↓(詳しくは)↓↓↓
 http://yjsmbe.com/

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★染谷研究室の横田知之講師が「平成30年度東京大学卓越研究員」に“有機半導体を
用いたフレキシブルデバイスの研究”をテーマに選定されました。東京大学本部が12
月27日(木)にHPに公開しました。

 ↓↓↓(詳しくは)↓↓↓
 https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/t_z1402_00001.html

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★荒川研究室OBのChee Fai Fong君(現Nanyang Technological University)がシン
ガポールの同大で開催された「 Excitonics and Polaritonics International
Conference 2018(EPIC 2018)」で12月6日(木)にBest Poster Awardsに選出され
ました。授賞タイトルは“Scheme for Conversion between Electronic Spin and
Photonic Orbital Angular Momentum using a Photonic Crystal with an Embedded
Quantum Dot”で、荒川研究室時代の研究成果を発表し、受賞しました。

 ↓↓↓(詳しくは)↓↓↓
 http://event.ntu.edu.sg/epic/Pages/index.aspx

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5【新刊紹介】●武田助教がInterface 3月号に「数式なしから始める量子コン」執筆
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★古澤研究室の武田俊太郎助教がCQ出版社発行のインターフェース3月号(1月25日発
売)に掲載の「第2部 数式なしから始める量子コンピュータ」(p59-88)を執筆し
ています。同3月号は「算数&電子工作から始める量子コンピュータ」を特集してお
り、特別企画「電子工作で始める量子コンピュータ」(第1章~4章)、特集「エンジ
ニアのための量子コンピュータ入門」(第1部、第2部、第3部)からなります。武田
助教の執筆はこの特集の中の第2部で、第1章・量子コンピュータの情報単位「量子
ビット」とは、第2章・イラストで量子力学、第3章・数千円で量子力学の現象を体感
できる実験、第4章・量子コンピュータのハードウェア大研究‐からなり、順を追っ
て量子コンピュータの現状まで、一般向けにもわかりやすく解説しています。CQ出版
社発行、B5判186ページ、本体価格926円(税抜き)。

 ↓↓↓CQ出版・Interface誌 ↓↓↓
 https://interface.cqpub.co.jp/magazine/201903/

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6【メディア情報】●機構関係者に関する掲載記事を紹介します
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〈前号に続く〉★野田進教授(京都大学)らが2重格子フォトニック結晶共振器を用
いて半導体レーザーの高出力化に成功した成果について続報がありました。Nature
Materials に掲載された成果で、2重格子フォトニック結晶共振器の写真が同誌2月号
(Vol.18 Iss.2)の表紙を飾りました。

 ↓↓↓(Nature Materials)↓↓↓
 https://www.nature.com/nmat/volumes/18/issues/2

 ↓↓↓(プレスリリース)↓↓↓
 https://www.jst.go.jp/pr/announce/20181218/index.html
 ◎読売新聞(大阪) 12月23日付31面 「半導体レーザー」高出力化
                    自動運転センサー応用期待
 ◎朝日新聞(大阪)  1月10日付21面 光の強さ3倍 半導体レーザー
                    自動車のセンサーや医療への応用期待

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★染谷隆夫教授(工学系研究科)らが高伸縮性と柔軟性を兼ね備えたナノメッシュセ
ンサを開発して心筋細胞シートの表面電位を計測した成果が報道されました。東京女
子医科大学との共同研究成果で、ヒトiPS細胞由来の心筋細胞シートに直に接触させ
ても、細胞シートはセンサーによってダイナミックな拍動が阻害されず、長時間、安
定な計測を実現した成果です。将来、心筋シートの創薬や再生医療への応用が期待さ
れます。成果論文が12月31日(英国時間)付Nature Nanotechnologyオンライン版に
公開されました。

 ↓↓↓(プレスリリース)↓↓↓
 http://www.t.u-tokyo.ac.jp/soe/press/setnws_201901041001258262204352.html
 ◎時事通信    1月1日付    微細で柔軟なセンサーで計測=
                 心筋細胞シートの電位-東大など
  https://www.jiji.com/jc/article?k=2019010100048&g=soc
 ◎日刊工業新聞  1月 1日付25面 心筋細胞の表面電位 拍動状態で測定 
                 東大など 超柔軟ナノメッシュセンサー
 ◎マイナビニュース 1月2日付  細胞と同等の柔らかさを持つセンサ -
                 心筋細胞の表面電位計測に成功
  https://news.mynavi.jp/article/20190102-748374/
 ◎ニュースイッチ 1月2日付 
         心筋細胞の表面電位を超柔軟センサーで測定、拍動を妨げず
         東大などが開発
  https://newswitch.jp/p/15921
 ◎科学新聞    1月11日付 4面 拍動する心筋細胞シートの表面電位
                  極薄ナノメッシュセンサーで計測
                  再生医療や創薬 応用に道
                  東大、理研など共同
 ◎MONOist    1月24日付   柔らかいナノメッシュセンサーで、
                 拍動する心筋シートの表面電位を計測
  http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1901/24/news031.html

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7【会議紹介】●関連会議・行事を紹介します
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★5月5日(日)-10日(金)「Conference on Lasers and Electro-Optics 2019
(CLEO 2019)」(@San Jose Convention Center, San Jose, California, USA)
 https://www.cleoconference.org/home/

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★5月19日(日)-23日(木)「Compound Semiconductor Week 2019(CSW2019=the
46th International Symposium on Compound Semiconductors (ISCS) and the
31st International Conference on Indium Phosphide and Related Materials
(IPRM))」(@Kasugano International Forum, Nara, Japan)
 https://www.csw-jpn.org/

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★5月28日(火)-31日(金)「The 63rd International Conference on Electron,
Ion, and Photon Beam Technology and Nanofabrication(EIPBN 2019)」(@Hyatt
Regency Minneapolis, Minneapolis, Minnesota, USA)
 http://www.eipbn.org/

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■【編集後記】量子コンピューターといえば、現状のデジタルコンピューターと比
べ、飛躍的な性能が期待されるとあって、結構、以前から注目されてきました。しか
し、昨今の注目度はそのレベルを超えたというか、いわば実用化や活用を意識するレ
ベルというのでしょうか、注目度に以前と大きな違いを感じさせます。ただ、研究者
からは、量子コンピューターの研究は、緒についたばかりで、研究の余地はまだまだ
という声を聴くのも事実です。今号の新刊紹介で紹介しましたが、一般のコンピュー
タ雑誌が、まるごと量子コンピューターの解説をほとんど図解のみで特集していま
す。量子コンピューターについて、こうした一般読者向けに、わかりやすい解説が現
れることも、量子コンピューターがぐっと近づいてくるような感じがします。また、
そういう時代に変わってきたと感慨深く思わざるを得ません。寒い折、インフルも猛
威を振っているようです。お体を大切に!(O)
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■発行:東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構
├ http://www.nanoquine.iis.u-tokyo.ac.jp/
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