高木剛教授らは量子コンピュータが実用化された後でも安全に使えることを目指して設計される次世代のポスト量子暗号の安全性評価に関わる「MQ問題」を高速に解く新しいアルゴリズムの開発に成功しました。ヒルベルト級数と呼ばれる数理的道具を用い、計算に本当に必要な組み合わせを見極め、計算過程全体で行列を小さく保つ新手法を提案し、従来記録より47,000倍難しいとされる「MQ問題」の解読に成功したものです。この成果は7月17日発行の”IACR Transactions on Cryptographic Hardware and Embedded Systems 2026(TCHES2026)”に掲載され、10月11日から5日間、トルコのアンタルヤで開催される暗号研究の国際会議「CHES2026」で発表される予定です。
[Link]
