香取秀俊教授(兼 理化学研究所 光量子工学研究センター チームディレクター)らは、日本電子と共同で光格子時計の測定の空白時間(デッドタイム)をなくすために、極低温ストロンチウム原子を絶えず供給して分光する方法を開発しました。従来、同じ場所で原子の①冷却と準備、②分光、③検出を順番に行うため、測定の空白時間が生じていましたが、今回、原子を連続的に運び、これらの操作を流路上の異なる場所に割り当てて同時に行う、光格子時計のゼロデッドタイム動作を可能にする新しい計測方式を実証しました。これにより、光格子時計の小型化や重力場などを測る高精度センシングへの展開が期待されます。この成果論文は8月6日付「Nature Communications」オンライン版に掲載されました。
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