<展示会出展報告>
平成20年3月14日
東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構

東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構
ナノテク2008出展報告記

2008年2月13日〜15日 於:東京ビッグサイト


 2月13日(水)から3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された国際ナノテ クノロジー総合展・技術会議「nano tech 2008」に、東京大学ナノ量子情報エレクトロニ クス研究機構は昨年に引き続き、出展しました。昨年は機構設立後、間もない中での出展 ということもあり、機構の目指す目標などの紹介が中心でした。今回は発足からこれまで 約1年半の活動実績と今後の方向、および機構による研究開発成果を中心に出展しました。 ナノテク2008事務局の発表によると、来場者は会期中49365人と、前年比微増の 過去最高を記録したということです。おかげさまで当ブースの見学者は昨年に比べ大幅に アップし、当研究機構への関心の高まりを体感することができました。


アカデミアブースの一角に・・・・

やはりにぎやかな方が・・・・

質問も研究成果に多く寄せられる

結合量子ドットの電子スピンは・・・


 機構のブースが入るアカデミアクラスターは、会場中央のメーンシアターの両サイドに 割り当てられ、昨年と比べ、“やや好立地”に恵まれました。当研究機構は平成18年度科学技術振興調整費「ナノ量子情報エレクトロニクス連携研究拠点」プロジェクトを推進する中核組織として、平成18年10月に発足しましたが、将来のユビキタス情報社会実現に向けたイノベーション創出のため、研究開発成果とともにシステム改革、人材育成に取り組んできた実績を紹介しました。

 研究開発成果については機構内の成果のうち、選りすぐりの10テーマとして取り上げ、パネルとモニタースライドの両方で重点的に紹介しました。とくにスライド展示のナレーションが、会場を行き交う人の関心を呼び込む効果があったものと思われました。パネル展示だけでなく、実際のデバイスなどもデモ展示し、関心をもってもらおうと努めました。このデモ展示では大面積エレクトロニクスとして開発したフレキシブルシートに対して珍しさも手伝い、手でさわり確かめる人、量子ドットレーザやフォトニック結晶、単一光子発生素子など、ナノテクの粋であるナノデバイスを自分の目で確かめようと光学顕微鏡をのぞく人など、ブース内をにぎわしました。

 今回は見学者の質問も開発成果に多く寄せられたのも特筆される傾向で、研究者にとっても、今後の研究開発に向け、大きな励ましにつながったものと思われます。ナノ量子情報エレクトロニクスという広い分野の研究に関して、核心をつく質問が多く、説明にあたった学生の皆さんも緊張の面持ちを隠せず、真剣に応対していました。

 なお会場に於ける説明は各研究室の御協力をいただき、42名に及ぶ学生、教員の方々に3日間、交代で説明にあたっていただきました。改めて感謝いたします。