【活動】第17回ナノ量子セミナーを盛況に開催しました(12月26日)
機構は12月26日(水)に「第17回ナノ量子情報エレクトロニクスセミナー」を生産技術研究所An棟大会議室で開催しました。吃瑤旅岷蕕任蓮東京大学大学院総合文化研究科の清水明教授を招き、「有限温度の熱的純粋量子状態:統計力学の新しい定式化」をテーマに、量子情報に関した新しい統計力学についての講演がありました。局瑤痢峇覿函歸貘舅携による研究開発成果と今後の展望」では、シャープ、日本電気、日立製作所、富士通研究所、QDレーザの5つの協働機関が東大との連携研究によって達成した最新成果と今後の展望について、それぞれ報告がありました。とくにQDレーザからは量子ドットレーザのイノベーションの順調な展開と新規応用分野の開拓など、最新の報告がありました。
【活動】機構が経産省・大型プロ「未来開拓」に、PETRAと共同研究で参画(11月28日)
機構は経済産業省が府省連携で平成24年度から創設した「未来開拓研究プロジェクト」の1つである「超低消費電力型光エレクトロニクス実装システム技術開発」(プロジェクトリーダー=荒川泰彦教授)に参画しました。同プロジェクトを受託した技術研究組合光電子融合基盤技術研究所(PETRA)とこのほど、革新的デバイス技術の共同研究を行うことで参画したものです。機構にとって先端融合COEプロジェクトに次ぐ大型研究案件となります。光エレ実装プロジェクトは10年間、総額300億円が投入される予定で、LSIチップ間の電気信号伝送を光に変え、現状サーバラックの消費電力を総体で30%削減し、大きさも1/10のボードレベルに小型化する目標を掲げています。これにより、LSIチップ間の信号を光伝送するプラットフォーム市場を開拓するもので、通常の電子演算のLSIを光エレ実装プラットフォームに実装することにより、超低消費電力かつ小型な情報機器へとパラダイムシフトを図ることができます。
[リンク]
http://www.petra-jp.org/open.html
[関連報道]
東京新聞(2012.11.29_6面)
日刊工業新聞(2012.11.29_24面)
化学工業日報(2011.11.29_8面)
電気新聞(2012.11.29_2面)
日経TechOn(2012.11.29)
科学新聞(2012.12.07_1面)
【研究】山本教授らがスピンと通信波長帯光子の量子もつれに成功(11月15日)
山本喜久委嘱教授(国立情報学研究所教授、スタンフォード大学教授)らが量子ドットからの電子スピンと生成した通信波長帯単一光子との量子もつれに成功しました。将来的に集積可能な固体の量子ドットを使い、スピンとファイバー伝送可能な通信波長帯の光子間に量子もつれ生成に成功したもので、実用的な量子中継技術と注目されます。成果は11月15日発行の科学誌「Nature」に掲載されました。
[論文]
K. De Greve, L. Yu, PL. McMahon, JS. Pelc, CM. Natarajan, NY. Kim, E. Abe, S. Maier, C. Schneider, M. Kamp, S.Hofling, RH. Hadfield, A. Forchel, MM. Fejer and Y. Yamamoto, "Quantum-dot spin-photon entanglement via frequency downconversion to telecom wavelength", Nature 491,421-425(15 November 2012) doi:10.1038/nature11577
(abstract)
[リンク]
http://www.nict.go.jp/press/2012/11/16-1.html
[関連報道]
日刊工業新聞(2012.11.19_17面)
日経産業新聞(2012.11.28_7面)
科学新聞(2012.11.30_1面)
【研究】古澤教授らが超高精度な光位相追跡に成功(9月21日)
古澤明教授、米澤英宏特任講師らの国際研究チームは超高精度な光位相追跡技術を初めて開発しました。時々刻々と変化する光の位相をリアルタイムに追跡測定でき、古典物理学的限界を超え、超高精度測定に成功しました。また光位相の追跡測定で、ハイゼンベルグの不確定性に由来する量子力学的限界も初めて示すことができました。この成果論文は9月21日付Science誌に掲載されました。
[論文]
H. Yonezawa, D. Nakane, T. A. Wheatley, K. Iwasawa, S. Takeda, H. Arao, K. Ohki, K. Tsumura, D. W. Berry, T. C. Ralph, H. M. Wiseman, E. H. Huntington, and A. Furusawa, "Quantum-Enhanced Optical-Phase Tracking" Science Vol.337, Iss.6101, 1514-1517 (2012)
(abstract)
[リンク]
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/tpage/release/2012/12092101.html
[関連報道]
日経産業新聞(2012.09.21_10面)
日刊工業新聞(2012.09.21_24面)
熊本日日新聞(2012.09.21_4面)
琉球新聞(2012.09.21_6面)
中国新聞Web(2012.09.21)
朝日新聞(2012.09.24_21面)
マイナビニュース(2012.09.25)
科学新聞(2012.09.28_4面)
【報道】BSジャパンで機構の量子ドット技術などが紹介されました(8月23日)
8月23日(木)22時からBSジャパンの「地球アステク」で当機構の量子ドットを中心とした研究成果が紹介されました。「近未来のコンピューター技術!量子ドット」のタイトルで、経済アナリストの伊藤洋一、姉妹タレントの蒼あんな&れいなの3氏が荒川泰彦機構長を訪れ、通信用量子ドットレーザ、可視域の緑レーザモジュール、量子ドット太陽電池技術などを取材、リポートしました。同番組のHPにも番組番号#73として紹介しています。
[リンク]
http://www.bs-j.co.jp/asuteku/
[関連報道]
日本経済新聞(2012.08.23_26面)
【活動】6月27日(水)に拠点諮問委員会を開催しました(6月27日)
機構は地域産学官連携科学技術振興事業費(旧科学技術振興調整費)に基づく「ナノ量子情報エレクトロニクス連携研究拠点」の諮問委員会を6月27日(木)に東大・本郷キャンパスの伊藤国際学術研究センター・特別会議室で開催しました。江崎玲於奈拠点諮問委員長ほか、諮問委員、文科省からの来賓、拠点側から総括責任者の濱田純一総長をはじめ、大学、協働企業などの拠点関係者が出席し、活発に議論いただきました。今後、ご意見を拠点運営に反映させていきます。
【受賞】荒川教授が第65回中日文化賞を受賞しました(5月31日)
荒川泰彦教授が5月31日、中日新聞社選定の第65回中日文化賞を受賞しました。量子ドット光デバイスの先駆的研究が授賞理由です。授賞式が同日、名古屋市の中日パレスで行われ、授賞式の様子なども報道されました。
[リンク]
http://www.chunichi.co.jp/info/award/culture/index.html
[関連報道]
中日新聞(2012.05.03_1面)
中日新聞(2012.05.03_4面)
東京新聞(2012.05.03_24面)
中日新聞(2012.05.31夕刊_10面)
東京新聞(2012.06.01_26面)
【受賞】QDレーザ、機構が共同でレーザー学会産業賞を受賞(4月25日)
レーザー学会から第4回産業賞優秀賞をQDレーザと東京大学ナノ量子機構が共同で4月25日に受賞しました。QDレーザが量産しています通信用量子ドットレーザが同優秀賞に選定されたもので、同社およびナノ量子機構とのコンカレントな産学連携が評価され、イノベーションの実績につながったことなどが評価されました。
[リンク]
http://www.lsj.or.jp/laser/l13_4.html
http://www.qdlaser.com/?p=1151&lang=ja
[関連報道]
LaserFocusWorld Japan
【受賞】文部科学大臣表彰で機構関係者から過去最多の4名が受賞(4月17日)
24年度科学技術分野の文部科学大臣表彰で機構関係者から過去最多の4名が受賞しました。科学技術週間の4月17日(火)に文科省講堂で、機構関係者の田中雅明教授が科学技術賞、岩本敏准教授、中岡俊裕客員准教授(上智大学准教授)、野村政宏准教授3氏が若手科学者賞を受賞しました。
[リンク]
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/04/1319413.htm
[関連報道]
科学新聞(2012.4.20_2面)
科学新聞(2012.4.20_4面)
【受賞】荒川教授に第2回化合物半導体エレクトロニクス業績賞(2月7日)
荒川泰彦教授が応用物理学会の第2回(2011年)化合物半導体エレクトロニクス業績賞を受賞することが2011年12月開催の表彰委員会で決まりました。授賞理由は「化合物半導体量子構造光デバイスに関する先駆的研究」で、1982年の量子ドットレーザの提案以来の業績が評価されたものです。その中で同提案論文の被引用回数、ベンチャー設立などへの貢献が特記されています。3月15日、早稲田大学で開催の応用物理学関係連合講演会で授賞式および受賞記念講演が予定されています。
[リンク]
http://www.jsap.or.jp/activities/award/researchfield/semiconductor/prizewinner.html
【研究】QDレーザがPhotonic Westで、可視3色レーザモジュールを発表(1月24日)
QDレーザは1月24日(火)から米国で開催のPhotonic Westで緑(波長532nm)、黄緑(同561nm)、橙(同594nm)の各可視レーザモジュール3種を展示発表しました。緑レーザモジュールは機構および富士通研究所との共同開発で、黄緑および橙は機構との共同開発によるものです。緑色レーザモジュールは約0.5ccと小型ながら、100mW以上の高出力と高速変調を実現しました。黄緑、橙色レーザモジュールも小型、高出力、高速変調を実現しました。
[リンク]
http://qdlaser.com/cms/wp-content/uploads/2012/01/0b967bbe01730540731f352176117330.pdf
http://qdlaser.com/cms/wp-content/uploads/2012/01/83a68e1698b7d58654f302e64b846083.pdf
[関連報道]
日刊工業新聞(2012.1.20_25面)
日経産業新聞(2012.1.23_11面)
・ELISNET(2012.1.19)
・Laser Focus World Japan (2012.1.20)
・マイナビニュース(2012.1.20)