野口篤史准教授らは電磁場で真空中に浮遊する電子の運動をハイブリッド量子系を用いて、観測・制御する理論解析を行い、浮遊電子の新たな量子ビットとしての応用への道を見出しました。浮遊電子と超伝導量子回路および原子核イオンそれぞれのハイブリッド量子系で浮遊電子の量子レベルでの観測・制御が可能なことを見出し、量子誤り耐性に優れる浮遊電子の新たな量子ビット応用に道筋をつけました。今後、実証実験に取り組むとしています。この成果論文は9月29日付「Physical Review Research」オンライン版に掲載されました。
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