古澤明教授らと日本電信電話(NTT)、情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所の共同研究グループは、量子光のパルス波形を自在に制御する手法の開発に成功しました。これにより大規模光量子コンピュータの作動に必要な特殊なパルス波形を持つ量子光の生成を初めて実現しました。今回、実現したシステムを拡張して、量子任意波形発生器を開発すれば、光量子コンピュータをはじめとする種々の量子技術の実現に貢献する「究極の量子光源」になると期待されます。この成果論文は10月28日付米国科学誌「Science Advances」オンライン版に掲載されました。
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