古澤明教授兼理化学研究所量子コンピュータ研究センター副センター長らの国際共同研究チームは量子計算のための光電場の非線形測定に初めて成功しました。非線形測定は光量子コンピュータにおいて「掛け算」を可能にするために不可欠な要素で、長年の課題でした。この成果は光を使った量子コンピュータにおいて汎用量子計算を可能にする非線形計算に相当し、誤り耐性型汎用量子コンピュータの実現につながると期待されます。この成果論文は7月12日付オンライン科学雑誌「Nature Communications」で公開されました。
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