野村政宏教授らは代表的な半導体材料であるシリコンにナノ構造を施すことにより、温度によって熱が逃げやすい異方性を初めて実現しました。和装柄の1つである青海波に着目し、熱を運ぶ準粒子のフォノンの指向性を温度により切り替えられることを初めて実現したもので、発熱の激しい先端半導体などの熱管理技術の発展が期待されます。この成果論文はACS Nano4月4日付電子版に掲載されました。
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