岩本敏教授、荒川泰彦特任教授、太田泰友客員准教授(慶応義塾大学准教授)らは、次世代のトポロジカル光ビームである光スキルミオンビームを生成する集積用小型光素子の開発に成功しました。外乱に極めて強い耐性を持つ光通信が可能になるなど、次世代の光源と期待される光スキルミオンビームは、これまでその装置はデスクトップ大の大きさを要したが、同研究チームは細線導波路による強い光閉じ込めなどを利用し、シリコンフォトニクスにより、初めて集積用光素子として実現しました。これにより次世代光通信のみならず、光計測や光・物性相互作用の新発見など、光スキルミオンビームがもつ次世代の多様な可能性を光集積回路レベルで展開できる道筋をつけました。この成果論文は光学・フォトニクス分野の論文誌OPTICA 11月14日付に公開されました。
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