樽茶清悟教授、平川一彦教授らが固体中で初めて非局所性量子もつれを実証することに成功しました。超伝導体中の電子対から1つのもつれ電子対を取り出し、空間的に離れた2つの量子ドットへもつれ状態のままそれぞれ分離し、その後、別の超伝導体中で再び結合させて検出し、実証しました。量子計算などに必要なもつれ電子対発生器実現に近づく成果です。この成果論文は7月1日(英国時間)にnature communicationsに公開されました。
[リンク]
http://www.nature.com/ncomms/2015/150701/ncomms8446/full/ncomms8446.html
[関連報道]
日刊工業新聞(2015.07.03_21面)
EE Times(2015.07.03)