古澤明教授(工学系研究科)らはNTTと共同で将来の汎用光量子コンピューターのチップ化に必須な広帯域・高性能な量子光源を開発しました。NTTが有する非線形光学結晶デバイス技術と古澤教授らの高度光制御・測定技術により、75%以上の量子ノイズ圧縮に成功し、得られたスクィーズド光はテラヘルツオーダーの帯域を有します。これで導波路を通る光量子ビットの間隔を約300μm程度に短縮でき、光学チップ上での光量子計算の実現につながる成果といえます。
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