香取秀俊教授らの共同研究グループは装置容量250㍑と従来の4分の1の大きさの小型・堅牢な超高精度光格子時計の開発に初めて成功しました。光格子時計は精度が100億年に1秒の誤差に相当するため、現在の「秒」の定義の基準となっているセシウム原子時計の次世代の「秒の定義」の有力候補と注目されています。今回、その装置容量を従来の920㍑から250㍑へと約4分の1に小型化に成功しました。これにより時間標準としての利用にとどまらず、相対論的センシングなど、様々な研究現場や応用分野での利用が期待されます。この研究では理化学研究所、島津製作所、日本電子と共同で行いました。
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