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1【機構活動Ⅰ】●11/26-27に国際会議ISPEC2019を駒場で開催します
2【機構活動Ⅱ】●10/23に第17回PIセミナーを京大で盛況に開催しました
3【人事情報】●10/1付でTournie教授が国際研究員に、武田特任講師が准教授に
4【受賞情報】●10/9に染谷教授が第89回報公賞を受賞しました
5【メディア情報】●機構関係者に関する掲載記事を紹介します
6【訂正】●前号【国際光デー】記事中お名前を間違えました-お詫び訂正します
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☆★☆記事内容★☆★
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1 【機構活動Ⅰ】●11/26-27に国際会議ISPEC2019を駒場で開催します
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★機構は11月26日(火)から2日間、東京・駒場の東京大学駒場リサーチキャンパ
ス・ENEOSホールで光電子融合の国際会議「The 9th International Symposium on
Photonics and Electronics Convergence -Advanced Nanophotonics and Silicon
Device Systems- (ISPEC2019)」を開催します。東京大学、光電子融合基盤技術研
究所(PETRA)が主催し、産業技術総合研究所(AIST)が共催、新エネルギー・産業
技術総合開発機構(NEDO)および光産業技術振興協会(OITDA)が後援します。

 同会議はフォトニクス・エレクトロニクスに関する国内外の最先端研究を討論する
会議で、2011年から開催され、9回目となります。今回も、NEDO超低消費電力型光エ
レクトロニクス実装システム技術開発プロジェクトリーダーの荒川泰彦特任教授と海
外からマサチューセッツ工科大学(MIT)のL. C. Kimerling教授の基調講演が予定さ
れるほか、IntelやLuxteraなど、世界のシリコンフォトニクス産業を代表する研究者
の参加も予定され、光電子融合技術の将来方向について国際的にも議論を深めていく
予定です。つきましては皆様のご参加をよろしくお願い致します。参加ご登録は下記
URLの登録フォームよりお願い致します。

↓↓↓詳しくは↓↓↓
http://pecst.org/ispec2019/

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2【機構活動Ⅱ】●10/23に第17回PIセミナーを京大で盛況に開催しました
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★機構は10月23日(水)に京都大学桂キャンパス・Bクラスター事務管理棟・桂ラウ
ンジで「第17回フォトニクス・イノベーション(PI)セミナー」を盛況に開催しまし
た。今回は機構と京都大学卓越大学院プログラム「先端光・電子デバイス創成学」と
共同主催で、同プログラムの講義の一環としても行われました。また、新エネル
ギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、光電子融合基盤技術研究所(PETRA)に加え
て、京都大学工学研究科附属光・電子理工学教育センターとの共催という新しい枠組
みでも行われました。さらに光産業技術振興協会(OITDA)の協賛もいただきまし
た。この新たな枠組みも好を奏し、量子ドット、フォトニック結晶、量子計測という
3分野の著名講師を迎え、会場は出席者であふれ、PIセミナーとして盛況をみまし
た。

 当日は13時から竹中充東京大学准教授が司会を務め、開会挨拶として主催者を代表
して京都大学卓越大学院プログラム「先端光・電子デバイス創成学」の副プログラム
コーディネータである竹内繁樹京都大学教授が「本キャンパスで行うのは2回目。学
生にはまたとない機会」とまず挨拶。講義の最初として、京都大学特任教授でもある
荒川泰彦東京大学特任教授が「量子ドットフォトニクスの進展~黎明期から実用化ま
で~」と題して、量子ドットの科学技術史上の位置づけ、基礎研究から実用化に至る
までの量子ドットレーザーの発展、そのインパクトやデバイス物理、シリコンフォト
ニクスへの応用、単一光子発生素子への展開、将来展望などについて、限られた時間
の中で、大学院生向けに物理を含めた詳細な講義を行いました。

 次いで野田進京都大学教授より「フォトニック結晶の進展と将来展望」と題し、講
演が行われました。フォトニック結晶の3次元から2次元への進展、ダブルヘテロ接合
など、半導体におけるアナロジー的な進歩を経て、フォトニック結晶は進展をたどっ
てきたとレビュー。実空間とサイバー空間の結合を図るSociety5.0におけるレーザー
の役割に注目し、フォトニック結晶レーザーについて、従来の半導体レーザーでは困
難であった単一モードでのワットクラス動作の実現や、自動車搭載用ライダーへの応
用を進めていると、I o T向け最先端レーザー技術の紹介を行いました。

 最後の講演に立った竹内繁樹京都大学教授は「光子を操る-光量子計測とその展
望」と題し、量子情報を利用したセンシング分野でとくに量子もつれ状態とは何か、
量子もつれを用いた感度の向上、機能向上について講演しました。とくに学生を意識
して量子力学の本質を利用した新たな機能の実現を目指すとして、これまでの量子も
つれ顕微鏡、光コヒーレンストモグラフィー(OCT)に量子効果を導入した量子OCTな
どの研究開発レビューを行い、将来的にこれまでの蓄積を元に、光量子回路はすべて
チップ化できる日が来ると将来展望も述べました。

 いずれの講演でも活発に質疑応答があり、活況を見せました。最後に共催の京都大
学工学研究科附属光・電子理工学教育研究センターのセンター長も務める野田進京大
教授から「昨年度、卓越大学院プロが発足し、荒川先生にも特任教授として加わって
いただきました。今回の講義では大学間の交流も図れ、今後も期待したい」と閉会の
挨拶があり、終了しました。

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3【人事情報】●10/1付でTournie教授が国際研究員に、武田特任講師が准教授に
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★10月1日(火)付で機構の国際研究員としてフランス・モンペリエ大学のEric
Tournie教授が着任しました。日本学術振興会(JSPS)の外国人研究者招へいプログ
ラムに基づき、機構との共同研究等を2020年5月まで行います。

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★古澤研究室の武田俊太郎特任講師が10月1日付で工学系研究科物理工学専攻の准教
授に昇任しました。光量子コンピューターとその応用を研究テーマに新たな武田研究
室として始動しました。

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4【受賞情報】●10/9に染谷教授が第89回報公賞を受賞しました
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★染谷隆夫教授(工学系研究科、理化学研究所開拓研究本部主任研究員・創発物性科
学研究センターチームリーダー)が服部報公会による2019年度(第89回)報公賞を受
賞しました。授賞理由は「伸縮性エレクトロニクスの先駆的研究」で、9月2日(月)
に同会より発表され、贈呈式が10月9日(水)に東京・丸の内の日本工業倶楽部で行
われました。

 服部報公会は株式会社服部時計店(現セイコーホールディングス株式会社)の創業
者・服部金太郎氏が私財を投じて設立した公益事業団体です。褒賞事業として「報公
賞」のほか、研究助成を行う「工学研究奨励援助金」を設けています。

↓↓↓詳しくは↓↓↓
http://www.hattori-hokokai.or.jp/index.html

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5【メディア情報】●機構関係者に関する掲載記事を紹介します
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★町田友樹教授(生産技術研究所)が東京大学ホームページの研究者を紹介する
FEATURESに8月29日(木)に紹介・アップされました。グラフェンなど、単原子層を
何種類か積み重ねて新たな物理効果を見出す研究に取り組む考え方や姿勢について答
えています。

◎東京大学ウェブ  8月29日 FEATURES 075
               生産技術研究所 基礎系部門 教授 町田友樹
               単原子層を積み重ねて、未知の量子輸送現象に挑む
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/voices075.html

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★野田進教授(京都大学)が日本経済新聞の科学面の かがくアゴラ に登場しまし
た。光を自在に操るフォトニック結晶の長年の研究について、インタビューに答えて
います。将来の実用化を目指す基礎研究と半導体レーザーの高出力化を実現し、自動
運転などへの応用が期待されるライダーを含めた高性能半導体レーザーの産業応用に
ついて、答えています。

◎日本経済新聞 8月30日付け35面 かがくアゴラ 京都大学教授 野田 進氏
                 光操る結晶、レーザーに革新
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=036&ng=DGKKZO49155000Z20C19A8TJN000

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★古澤明教授(工学系研究科)が毎日新聞の日曜別刷りの 仕事の現場 に取り上げら
れました。1998年の量子テレポーテーションの実験成功から東大に移籍後の研究室主
宰の考え方について答えています。特に学生には「寝るのも忘れるほど楽しめるテー
マを与え、必要なものは用意する」ことを教授の役割と割り切り、学生の自主性を重
んじることが結果を生み出すとしています。

◎毎日新聞 9月8日付日曜くらぶ1面 仕事の現場
                  東京大学大学院工学系研究科教授
                 古沢 明さん
                  「楽しくて仕方がない」研究環境作り

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★荒川泰彦特任教授が、光技術コーディネートジャーナル「OPTRONICS」が9月号で特
集した「東京大学の光・レーザー研究」に?量子ドットの発展とフォトニクスへの展
開“と題して寄稿しています。量子ドットレーザーの黎明期から発展期への展開、シ
リコンフォトニクスなどの新たな展開、単一光子発生素子や太陽電池応用、量子ドッ
ト共振器電気力学への展開など、量子ドット研究の全般に渡ってまとめています。

 同特集は、東京大学の7つの光・レーザー科学分野の研究者・グループがそれぞれ
の分野について寄稿しています。山内薫教授(理学系研究科)らも「アト秒科学の展
開」で理化学研究所研究者と共著でまとめています。

◎OPTRONICS 9月号 9月10日 pp.72-117 東京大学の光・レーザー研究
http://www.optronics.co.jp/magazine/opt.php?year=2019&month=9

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★荒川泰彦特任教授のコメントが、日本経済新聞の「ニュースな科学」面で解説して
いる日本の量子技術の研究開発の課題についての中で取り上げられました。同解説記
事は、量子技術分野における米欧中国の取り組みと日本の取り組みについて解説して
います。現在、政府は2019年末までに今後10年間に日本が取り組むべき量子技術の研
究開発の戦略策定を進めていますが、その戦略策定に携わる荒川特任教授のコメント
が「国全体の戦略をまとめ、本格的に資金を投入する状況になった」などと紹介され
ています。

◎日本経済新聞 10月4日付29面 ニュースな科学 量子技術 米中の背中追う
                政府、予算倍増めざす
                年内に戦略10年の工程盛る
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50504500S9A001C1TJN000/

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★平川一彦教授(生産技術研究所)らがバンドエンジニアリングを駆使して、新原理
の高効率な冷却素子を開発した成果が報道されました。非対称なエネルギー障壁を持
つ半導体二重障壁ヘテロ構造を設計し、共鳴トンネル効果により量子井戸へ小さな運
動エネルギーの電子のみを注入し、コレクター障壁より高いエネルギーを持つ“熱い
電子”のみがコレクターに脱出する(熱電子放出)と言う機構で、電流を流すにつれ
て量子井戸内の電子系からエネルギーが奪われ、冷却されていきます。蒸発によって
水などが冷える仕組みと同じです。実験で量子井戸中の電子温度を測定したところ、
室温300Kから250Kまで電子が冷却されました。これは、ペルチェ素子の10倍程度の冷
却効果に相当します。トランジスタや半導体レーザーのデバイス活性層の効果的な冷
却や、冷却による素子性能向上などが期待されます。この成果論文は10月3日(木)
付Nature Communicationsに公開されました。

↓↓↓詳しくは(プレスリリース)↓↓↓
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/news/3164/
◎日本経済新聞 2019.10.03
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP520451_S9A001C1000000/
◎Eurekalert 2019.10.03
https://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2019-10/iois-5100319.php
◎日刊工業新聞 2019.10.04_25面
https://newswitch.jp/p/19514
◎化学工業日報 2019.10.04_6面
◎EETimes    2019.10.04
https://eetimes.jp/ee/articles/1910/04/news028.html
◎東京大学新聞 2019.10.15_1面

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★田中雅明教授(工学系研究科)、大矢忍准教授(同)、レ・デゥック・アイン助教
(同)らと田畑仁教授(同)らの共同研究グループが磁化方向を従来より9桁も小さ
な電力で制御する手法を実証した成果が報道されました。絶縁体SrTiO3の極薄膜を強
磁性酸化物LaSrMnO3で挟んだ磁気トンネル接合素子を作製し、この接合に15~200mV
の小さな電圧を印加したところ、片方の強磁性酸化物層の磁化が90度回転することを
見出しました。この印加電圧は最先端のMRAMで用いられている典型的な電流密度(約
10000000A/cm2)より9桁程度小さい1/100A/cm2程度で、将来の超低消費電力デバイス
の実現につながる成果です。この成果論文はPhysical Review Applied 10月2日付に
公開されました。

↓↓↓詳しくは(プレスリリース)↓↓↓
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/soe/press/setnws_201910070954562671915193.html
◎OPTRONICS   2019.10.08
http://www.optronics-media.com/news/20191008/60375/
◎EETimes  2019.10.10
https://eetimes.jp/ee/articles/1910/09/news025.html

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★QDレーザがレーザ網膜走査技術「VISIRIUM(R)テクノロジ」を用いた第2世代の
ヘッドマウントディスプレイ「RETISSA(R) DisplayⅡ」を10月15日(火)から先行
受注を開始したことが報道されました。同日、幕張メッセで開幕したCEATEC 2019に
合わせた受注販売で、第1世代に比べ、文字の可読性の向上やコントローラボックス
の小型軽量化、フレームのシンプル・軽量化を図るなど、使い勝手を大幅に向上しま
した。コストダウンにより価格も大幅に低減しました。

↓↓↓詳しくは(プレスリリース)↓↓↓
https://www.qdlaser.com/news/394/
◎goo ニュース   2019.10.15
https://news.goo.ne.jp/article/phileweb/trend/phileweb-news__d-av__48685.html
◎OPTRONICS      2019.10.15
http://www.optronics-media.com/news/20191015/60470/
◎PC Watch      2019.10.15
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1212705.html
◎Mogura VR News  2019.10.15
https://www.moguravr.com/retissa-display-ii/
◎EETimes      2019.10.17
https://eetimes.jp/ee/articles/1910/17/news039.html

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★荒川泰彦特任教授が日経産業新聞の「直談 専門家に問う」連載企画記事で、日本
がどう立ち向かうべきか、量子技術分野の戦略についてのインタビュー記事に登場し
ました。現在、政府が「日本の量子技術イノベーション戦略」について、有識者会議
で取りまとめをしていますが、今年末には、その工程表も明らかにされようとしてい
ます。その有識者会議の戦略策定に携わる立場で、現状や課題についてインタビュー
に答えています。

◎日経産業新聞 10月16日付6面 直談 専門家に問う
                量子技術、世界で研究活発
                日本、社会への実装戦略を
                東京大学特任教授 荒川 泰彦氏

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★古澤明教授(工学系研究科)らの国際共同研究チームが大規模・汎用量子計算を実
行できる量子もつれの生成に成功した成果が報道されました。独自の時間領域多重方
式を用いて大規模な2次元クラスター状態を少数の光学素子で生成する新たなシステ
ムを設計・構築し、実験的に5入力×5000ステップの計算を行う2次元クラスター状態
の生成と検証に成功したものです。加えて生成された2次元クラスター状態を利用し
て効率的に計算する方法も理論的に考案しました。この成果は量子計算の規模を従来
より飛躍的に拡大できる突破口と期待されます。この成果論文は米科学誌Science10
月18日付電子版に公開されました。

↓↓↓詳しくは(プレスリリース)↓↓↓
https://www.t.u-tokyo.ac.jp/soe/press/setnws_201910181412015784932370.html
◎時事通信             2019.10.18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101800131&g=soc
◎NHK                2019.10.18
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012137281000.html
◎産経新聞             2019.10.18_2面
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/18/news112.html
◎IT Media             2019.10.18
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/18/news112.html
◎日本経済新聞           2019.10.21_11面
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51089690X11C19A0TJM000/?n_cid=NMAIL006
◎日刊工業新聞           2019.10.21_24面
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00535030
◎LaserFocusWorldJapan       2019.10.21
http://ex-press.jp/lfwj/lfwj-news/lfwj-science-research/31388/
◎株式新聞             2019.10.21_2面
◎東京大学新聞           2019.10.22_1面
◎OSA Optics & Photonics News    2019.10.22
https://www.osa-opn.org/home/newsroom/2019/october/2-d_cluster_states_for_one-way_quantum_computing/?feed=News
◎EETimesJapan           2019.10.24
https://eetimes.jp/ee/articles/1910/24/news035.htm
◎科学新聞             2019.10.25_4面

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6【訂正】●前号【国際光デー】記事中お名前を間違えました-お詫び訂正します
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★8月30日(金)に配信しました前号No.141号(8月号)の記事『【国際光デー】●
6/28に国際光デーシンポが開催されました』の中で、合田圭介東京大学教授のお名前
を会田圭介東京大学教授と間違えました。お詫びして訂正します。

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■【編集後記】今秋ほど、度重なる台風に悩まされた年は初めてのことです。2011年
の東日本大震災はもちろん、いまだ記憶に新しいですが、この2010年代最後の年の台
風もきっと記憶に残ると思います。ところで台風ならぬ最近の新技術旋風といえば、
AIの次に、いわずと知れた量子コンピューターでしょうか。GoogleがNatureに発表し
た論文で、Googleの前宣伝もあるでしょうが、話題が沸騰しました。おかげで、某経
済紙には量子コンピューター関連銘柄?が軒並み株価上昇しているといった記事まで
登場するほどです。株価の騰落は常に話題をさらってのこと。いろんな新技術が株価
に影響することも日常茶飯事ではあります。それはそれで、とうとう来年は量子コン
ピューター展示会まで開催されるようです。どういう出展内容になるのか興味深々で
すが、話題に取り上げられること自体は、その芽が出始めた兆しともといえるかと思
います。(O)
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■発行:東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構
├ http://www.nanoquine.iis.u-tokyo.ac.jp/
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